告白 (双葉文庫)
2009年本屋大賞1位をとった作品。
中学生の揺れ動く倫理観と、母親の復讐心が
章ごとに人がかわり1人称でうまく描かれています。
ミステリー本として読めば、おもしろく、
会社の通勤時間で2日で読めました。
ただ、感情移入して読んでしまうと
気分を害す人もいるかもしれません。
amazonのレビューを見ていると賛否両論ですが、
僕は単純に 熱中して読めたので、オススメです。
ガウディの伝言 (光文社新書)
外尾 悦郎
サグラダ・ファミリアの建設に携わっている主任彫刻家外尾 悦郎から見たガウディについて書かれています。僕がサグラダ・ファミリアを見たのは2年前。あの時の感動は忘れられません。当時の感動を思い出しつつ読みました。ガウディの建築に対する考え方、どんなにサグラダ・ファミリアを愛し、情熱をそそいでたかがわかります。建設に携わる彫刻家からガウディを語るので、言葉一つ一つに説得力があり、とてもガウディを知る上で参考になりました。サグラダ・ファミリアだけでなくカサ・ミラやグエル公園などガウディの他の作品も書かれているので、バルセロナに行く前には読むのをおすすめします。サグラダ・ファミリアは是非、実物を見て欲しいと思います。ほんとに感動する作品を見ると言葉で言い表せないものですね。僕が生きているうちに完成すれば、必ず見に行きます。
パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて
パッチ アダムス
ロビン・ウィリアムス主演の「パッチアダムス」の原作。この本を読んで、パッチ・アダムスの想像力と行動力に心を打たれた。この本ではアメリカの医療制度や医療現場の現状について問題提議されており、ゲズンハイト・インスティテュートという医療費を請求せず、ユーモアを交え患者を心も体も健康にする病院の設立を目指している。この大きな夢は並大抵のものではないが、パッチ・アダムスは何十年もかけて実現しようとしている。その行動力には見習う点がいっぱいだ。
医療問題はアメリカだけでなく日本も当然ある。ドクハラやお金主義によって、心ない医療を受けた人も多いと思う。パッチは医者は医療行為をビジネスではなくサービスと考えるべきであり、医療行為の報いは人に尽くすことによって、喜びを得て自分自身を再発見できる喜びであると言っている。この考え方の医者が増えれば、安心して医療を受けることができ、心から医者と向き合えるだろう。
またボランティアの考え方も変わった。ボランティアとは人に尽くす行為によって、自分自身を高めて行く行為であるとわかった。僕もデザイナーとして1人の人間として何ができるか考えていきたい。
医療関係者、病気で悩んでる人々、一般の人々にも一度は読んでもらいたい本である。パッチのユーモアや考え方に力をもらえるはず。
